Coincheckは日本を代表する知名度が高い暗号資産交換業者のひとつです。Coincheckはどんなサービスを提供していて、どんな通貨を購入できるのかお伝えしていきます。
Coincheckの特徴
はじめにCoincheckの基本情報と取扱い通貨について解説します。
基本情報
Coincheckは2012年に創業し、2014年8月に暗号資産取引サービスを開始しました。2018年4月にネット証券大手「マネックス証券」を運営するマネックスグループに買収され、子会社となりました。
また、投資初心者でも操作しやすいのが特徴です。
Coincheckは暗号資産の取引だけでなく、公共料金の支払いでビットコインが使える、もらえることができる。
取扱い通貨が豊富
Coincheckが取り扱う通貨は、29種類(2023年12月現在)です。
コインチェックで取扱っている仮想通貨
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- WBTC(ラップドビットコイン)
- IMX(イミュータブル)
- AXS(アクシーインフィニティ)
- APE(エイプコイン)
- MATIC(ポリゴン)
- IOST(アイオーエスティー)
- ENG(エンジンコイン)
- SAND(サンド)
- LTC(ライトコイン)
- XLM(ステラルーメン)
- XEM(ネム)
- DOT(ポルカドット)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LSK(リスク)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- CHZ(チリーズ)
- QTUM(クアンタム)
- MONA(モナコイン)
- LINK(チェーンリンク)
- MKR(メイカー)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- SHIB(シバイヌ)
- AVAX(アバランチ)
- IMX(イミュータブル)
- DAI(ダイ)
- PLT(パレットトークン)
Coincheckを使うメリット
Coincheckのメリットを解説していきます。
取引所の手数料が無料
コインチェックでは、取引所の手数料が無料なので、お得にお取引できます。この特典がビットコインを含めたすべての仮想通貨取引において、適応されるのも、ありがたいです。
最低金額500円で取引可能
パソコンやスマホアプリから、最低金額500円程度で取引ができることも、コインチェックの大きなメリットです。500円であれば悩まずに始められるのではないでしょうか。
使いやすい
なんといっても初心者でも利用しやすい暗号資産取引所と言われています。チャートも見やすく、売買の仕方も簡単なので初めて暗号資産に投資する人でも、安心して利用することができます。
取り扱い通貨が多い
24種類の通貨がある国内最大級です。
積立投資ができる
Coincheckは、暗号資産の積立投資ができます。
毎月同じ金額を積み立てる「ドルコスト平均法」という手法を利用すれば、リスクを最小限に減らし購入することが可能です。
また、月々1万円から積立できるので、少額から暗号資産投資を始めたい方におすすめです。
東証プライム上場企業の「マネックスグループ」が親会社なので安心
「マネックスグループ」とは、もともと金融業を営んでいたため、セキュリティ対策に優れています。コインチェックは2018年にこのグループ加入しました。なので、ハッキングなどの強化にもつながり、安心して取引ができるようになりました。
日本円から直接暗号資産を購入できる
すべての暗号資産を日本円で購入できるのもCoincheckの魅力です。
Coincheckのデメリット
つぎはCoincheckのデメリットについて解説していきます。
スプレットが大きい
スプレットとは、仮想通貨の購入価格から売却価格を引いた額のことです。実質的な販売所での手数料ともいわれています。実際の数字を当てはめてみましょう。仮にビットコインを100万円で購入して97万円で売却したとします。
ポイント
ビットコインの購入額100万円ー売却額97万=3万円
この場合は3万円がスプレットに該当し、購入の都度お金がかかります。コインチェックの場合は、このスプレットが広めなので注意しましょう。
レバレッジ取り引きに対応していない
レバレッジ取引とは、元手で何倍もの取引ができることです。たとえば、最大レバレッジが6倍であれば、5万円が30万円になる取引ができ、大きな利益を生み出せます。
しかし、コインチェックではレバレッジ取引ができません。少ない金額で大きな利益を得たいと思っている方はDMM Bitcoinなどレバレッジ取引ができる取引所を利用するのがおすすめです。
相場の急変動で取引できなることがある
コインチェックでは、過去に何度か相場の急変動のために取引ができなくなったことがありました。販売所で対応しきれなくなったためではないかといわれています。
過去にハッキング事例がある
2018年にハッキング事件がありました。暗号資産のネム(XEM)が流出し、約580億円の被害がでました。
現在は、コールドウォレットで管理し、2段階認証を行うなど、セキュリティ面を強化しています。
まとめ
Coincheckは、シンプルな設計で初心者にも使いやすい点や、積立投資ができる点は魅力です。また、少額から始められるので、取引に不安がある人にもおすすめです。
レバレッジに対応していないので、大きく稼ぎたい人には向いていないかもしれません。